私がANAカードでマイルを貯める理由

目次

ANAカードとは?

まず、このサイトに来られた方は、少なくともANAカードに興味があり、マイルを貯めたいなと思っている方が大半だと思います。では、まずマイルを貯めるということは、どういうことなのか。基本的なことから、おさらいしてみます。

ANAマイレージクラブカードとANAカードの違い

まず、ポイントカードであるANAマイレージクラブ(マイレージカード)とANAカードの違いを説明します。
ANAマイレージクラブカードは、クレジット機能がないただのポイントカードのイメージです。飛行機に乗ればマイル(距離や搭乗クラスに応じた)が付きます。たとえば、羽田から札幌に普通運賃で搭乗すると510マイルもらえます。これらのマイル(ポイント)を貯めることで、色々な商品(特典航空券、楽天ポイントなどのポイント交換など)に交換が出来ます。マイルは期限があるのですが、1マイルから使える特典(ANASKYコインへの交換)もありますので、無駄になることはないと思います。期限は、36ヶ月後(3年後)の月末までです。
次にANAカードとは、ANAマイレージクラブカード+クレジットカードと思ってください。もちろん、飛行機に乗ればマイルが貯まります。そして、ANAカードでは買い物が出来ます。(クレジットカードですので当然ですね。)

ANAカードでマイルが貯まるという意味とは

ANAカードを使用して買い物すると、その買い物に応じて、クレジット会社のポイントが付きます。例えば、100円買い物したら、1ポイント(クレジットカード会社のポイント)が付くようなイメージです。そのクレジットカード会社のポイントをマイルに変えて、マイルを貯めることが出来るのです。例えば、電気代や携帯代で50000円をANAカードで支払えば、最終的に500マイル(還元率1%、手数料等考慮しない場合)貯まることになります。
●ちょっと書くとこんな感じです。(ANA・VISAゴールドカードの場合)
50000円ANAカードで決済→50ポイント(ワールドポイント)→ANAマイルに変換(1ワールドポイント=10マイル)→500マイル ゲット!

ANAカードを持つデメリット

ANAカードをもつ中でデメリットは大きく二つあります。まず、ANAマイレージクラブカードは年会費無料ですが、ANAカードは年会費がかかります。カードに応じて年会費が異なります。一般カードで2000円位、ゴールドカードで15000円位、プレミアムカードで7万円位からと幅があります。
もう一つは、これはANAカードに限りませんが、クレジットカードを管理できない人は向かないと思います。要するに、あるだけ使ってしまう方です。もうこれは、マイルを貯めるとかいう前の問題なのでオススメしません。

ANAカードを持つメリット

メリットは、かなりたくさんあります。
(ANAカードだけの特典)

  • 入会や継続でマイルがもらえる
  • フライトでボーナスマイルがもらえる
  • 機内販売や空港内での割引
  • 限定イベント(キッザニアや整備場見学など)や専用運賃のビジネスきっぷ
  • ANAカードマイルプラス(特定の店舗で多くのマイルがもらえる)
  • ANAカードファミリーマイル(家族みんなでマイルを合算できる)

「ANAカードで得られる5つの特典!」にも記載があります。

ANAカードを持つことで出来ること

ANAカードの概要は分かってきたと思います。ここでは、ANAカードを持つことで何ができるようになるかを主に書いていきます。

マイルを使う(主なマイルの特典)

ANAカードを持つことで、ANAマイレージクラブカードより多くのマイルを貯めることが出来るようになることは、なんとなく分かってきたと思います。どうせなら約3年の期限内で多くのマイルで大きな特典をゲットしたいですよね。ここでは、どのような特典があるのか簡単にご紹介します。

  • 特典航空券(国内・国際線)への交換
  • 国際線でのアップグレード
  • 提携ポイントなどに交換(楽天Edyやスターバックスカード)

などが大きなところでしょうか。もちろん1マイルから交換できる特典もあるのですが、やはりビックなものと交換したいですよね。
●特典航空券では…
東  京⇔沖  縄(18000マイル)
東  京⇔セ  ブ(20000マイル)提携エアライン
東  京⇔ホノルル(40000マイル)
(上記3種類ともレギュラーシーズンで往復に必要なマイル数)

●国際線でのアップグレードでは…
東京⇔ホノルル便でエコノミークラスからビジネスクラスにアップグレードするときに必要なマイル数は28000マイルとなりますが、アップグレード出来る航空券は基本的に高いです。要するに安いチケットではアップグレードできません。よって、アップグレードよりは、特典航空券に変えてしまったほうがいいのかなとは思います。どうしてもビジネスクラスで行きたいけど、特典航空券に空席がないときなどは使えるかもしれませんね。
●提携ポイントに交換するときは…
10000マイルを10000ポイントにするようなイメージです。例えば、10000マイルを楽天Edyに交換すると10000ポイントになります。要するに10000円分の買い物が出来ることになります。

結論は、マイル数を多く貯めると、航空券に変えられるということです。特典航空券の例にとれば、ホノルルの往復チケットはどんなに安い時期でも8万円位はしますから、40000マイルで往復できれば、1マイルの価値は2円分(40000マイルで80000円の航空券を買ったというイメージ)になったことになります。提携ポイントは1マイルの価値は1円ですからあまりお得感がありませんが、飛行機に乗らない人はいいかもしれません。

ANAカードの支払いでマイルを貯める

飛行機の搭乗した際に付くマイルだけで特典航空券などに変えられる位貯められる方は、あまりいないと思います。そのような方は、色々対策をしなくても貯まるので羨ましいかぎりですが…。私のように飛行機に年に数回しか乗らない人も、ほとんど乗らない人もマイルを多く貯めるには、色々手段がありますが、一番簡単なのは、ANAカードで買い物をすることです。「1-2 ANAカードでマイルが貯まるという意味とは」にも記載しましたが、クレジットカード会社のポイントをマイルに変えると言うことになります。
もちろん、そのために多く買い物をするのでは本末転倒ですが、普段現金で払っていたり、振込で払っているものをANAカードに集中することで、ポイント(最終的にはマイル)が貯まりやすくなることになります。あと、オマケながらカードに支払いを集中させることによって、カードの支払い明細が家計簿替わりになり、家計も管理しやすくなるというメリットもあります。我が家は、光熱費はもちろんのこと、スーパー、コンビニ等もなるべくカードを使うようにしています。

ANAファミリーマイルで合算して貯める

さて、ANAカードに集中して支払うことをお伝えしてきましたが、さらに集中することが出来る可能性の人がいます。それは、ご家族がいる方です。18歳以上の方はANAカードを所持、18歳未満の子供はANAマイレージクラブカードを持つことで、家族みんなでマイルをまとめることができます。
例えば、お父さん20000マイル、お母さん15000マイル、子供5000マイルがあれば、合計40000マイルで一人分のハワイ往復の特典航空券と交換できるということです。ANAファミリーマイルには、使用方法と家族の条件などがありますが、とても便利な特典であると思います。家族全員で海外旅行にいけば、ツアー等でも、全員合わせて10000マイル近くは貯まりますので、国内線特典航空券ならすぐに手が届くと思います。

ANAカードを持つと受けられるお得なサービス

空港内の売店、免税店、機内販売などでの割引

空港内の各所でANAカードによる割引が受けられます。
●成田空港 第1ターミナル 南ウイング ANA DUTY FREE SHOPなどの免税店
一般カード 5%引
ゴールドカード 10%引

●空港内「ANA FESTA」(お土産など)
一般カード・ゴールドカード 10%引
※除外品あり たばこや切手など
(さらに、新千歳空港で白い恋人、伊丹空港で赤福は除外でした。)

●機内販売
一般カード・ゴールドカード 10%引
※1000円以上の時適用

ANAゴールドカードはラウンジ無料

飛行機に乗る際はやはり待ち時間がありますよね。やはりラウンジ無料がありがたいです。混んでいるベンチに座るより、コーヒーを飲みながらゆっくり座れる方がいいと思います。ちなみにラウンジはクレジットカードラウンジと航空会社ラウンジと大きく分けると2種類があります。この記事ではクレジットカードラウンジを指しています。航空会社ラウンジとは航空会社の上級会員向けのラウンジです。国内線航空会社ラウンジに入れるANAカード(プレミアム)もあります。

ANASKYコインへの交換レートの優遇

ANASKYコインとは、航空券を買う際に使える電子マネーのようなものです。1000SKYコインがあれば、1000円分の金券として使えます。マイルから交換する際にANAカードがあれば、良いレートで交換することができます。
●詳細はANAホームページで確認してみてください。
https://www.ana.co.jp/amc/reference/tukau/skycoin/#a01

ANAカードマイルプラスで貯める

ANAカードマイルプラス提携店、提携商品をANAカードで買うと、クレジットカード会社のポイントとは別にANAマイルが自動的に貯まります。
提携店であるセブンイレブンは200円で1マイルのプラスがあります。セブンイレブンでANAカードを使うとクレジット会社のポイントとは別に1マイル付くことになりますから、200円の決済で3マイル付くことになります。(クレジット会社のポイントを交換して2マイル、ANAカードマイルプラスで1マイル、合計3マイル)
なお提携店は、かなり多くて全てをあげれませんが、マツモトキヨシ、ENEOS、スターバックスなどがあります。また、我が家では電気もENEOSでんきにしており、電気代はマイルがかなり貯まります。

ANAカードで受けられるお得なサービス(その他)

●ANAハローツアーなどでの割引(5%)
5%引きですが、旅行代金ですので馬鹿にできません。また、飛行機はANAになりますから、搭乗マイルも、もちろん付きます。
●IHG・ANA・ホテルズグループジャパンでの割引、朝食無料
有名なのは六本木にあるANAインターコンチネンタルホテルですが、会員ですとベストフレキシブルレートから5%引、さらに朝食が無料です。私はまだ、使ったことがありませんが、とてもありがたい特典ですね。ちなみに旅行サイト(一休とかのホテル検索サイト)ですと特典が使えませんので注意が必要です。

いかがでしたか?ANAカードのお得さが少しは伝わったと思います。マイルは貯める人はもちろん、今はあまり興味ない人もぜひ検討をして欲しいと思います。たくさんマイルを貯めてお得な旅行に早く行きたいですね。